そろそろ106ネタもないと、ダメっすよね。まずは、その履歴などから。
そもそもrallye16vなるグレードは本国にも存在しません。
ホモロゲ用に誕生した1.3ラリーやマイチェン後の1.6ラリーなどと
違い、その正体はイタリアでのGTIに代わる一グレードに過ぎません。
GTIにも全くrallye16vと同じ仕様のものもあります。
したがって特別スパルタンでも何でもない、若干装備が簡素なS16(GTI)
といったのが本当のところです。(ファブリックシート&内装、手動ミラー、
ABSレス、助手席エアバッグレス、オーディオレスなど)
現在乗っているrallye16vは、2000年初頭ベルギー・アントワープから
ヒュンダイ船の片隅に乗って名古屋港に陸揚げされた第2便の3台の
うちの1台です。
ちなみに年末に入った第1便の2台のうち1台がCGに紹介された個体です。
実は、この三河湾スカイラインでの取材中クラッシュしたなんて話も...
私のと一緒の船でやって来た、もう1台(車体番号が連番の弟車)は、
ほぼノーマル状態で私の弟子のところにあります。私の方はといえば、
納車整備の時点から吸排気すべて交換、車高調やバケットシートなど
即戦力状態で2月末納車となりました。私の提唱から一般化したクラッチ
ワイヤーまでも、すでに納車時点で交換済。
というのも4月の始めの106カップに間に合わせる必要があったのです。
それまで乗っていた97のS16が、セッティングに煮詰まってしまい
一度リセットして最高の106を作ってみようというのが、そもそもの
始まりでして、これでバッチリ行くはずだったのですが...
.....to be continued