最近になって地元のTV局でウルトラセブンが放送中ということに気付いて
毎回PCで録画して見るのが楽しみになっております。
残念ながら一番見たかった
キングジョーの登場する回は終わってしまって
いましたが、ウルトラマンのように再放送をほとんどしていなかったので
相当久しぶりに見ることが出来て結構感動モノですね。
セブンといえば子供の頃、私も毎週夕食時に夢中になって見ていたリアル
タイムな世代でして、トワイライトゾーン的なウルトラQの世界も残しつつ、
いろんなキャラやストーリーで初期のSFTVドラマの傑作と評されています。
出演者に注目してみると、ウルトラマンとセブン両方で隊員として登場している
結構偉大な石井伊吉(いわゆる毒蝮三太夫)、多岐川裕美の元旦那で華子の
お父さんでもある阿知波信介(竜雷太とともに
アクターズを立ち上げた方で、
ウルトラファミリーの黒部進、吉本多香美なども所属)、そしてウルトラマンの
中に入っていた人(スーツアクター)そのものである古谷敏。
セブンのスーツアクターは、スペクトルマン(今思えば公害や環境問題をテーマに
していた先進性のあった番組で、ゴリとラーのラーも上西)と同じ上西弘次で、
彼の日本人的な体型をカバーするためにセブンの肩のあたりに鎧のようなものを
付けて見栄えを良くしたらしい。
ダンや
アンヌなどは見事にハマり役すぎて、そのイメージから抜けられなくなって
しまったようでもあり、役者さん的には困った存在なのかも知れませんが。
何年か経ってから「帰ってきた」が突然始まったりしたけど、少し見ただけで
「これは違う...」と見なくなったものです。私にとってのウルトラシリーズは、
あくまでもセブンまでの3作だけ。DVDボックスが出た時に思わず買いそうに
なってしまったけど、今頃普通に地上波で見られるとはねぇ。
なんと脚本に市川森一の名もあります。伝説のドラマ「傷だらけの天使」の最終回
の脚本を書いたのもこの方なんですよ。
いやぁホントこの
タイトルバックはイイっすね。
PS.阿知波信介さんが5月4日に亡くなられたようです。ご冥福をお祈り致します。