先日のニコンのフィルムから事実上撤退というニュースに続いて、またもや
衝撃の事実が明らかになってしまいました。
コニカミノルタが、この3月で
カメラ事業そのものから撤退するというニュース
です。私も3ヶ月前までコニミノユーザーでしたから、ちょっとショックです。
Zシリーズなどのディマージュ系は現行モデルで消滅し、αマウントのデジタル
1眼はソニーへと引き継がれていくものの、もちろんコニミノブランドの現行の
2機種も無くなってしまいます。
伝統あるコニカとミノルタが統合したのは2003年のことなので、あまりに早い
残念な展開となってしまいました。
コニカといえば、井上順でおなじみ世界初のAFカメラ「Konica C35AF」、
かつては富士フィルムのライバルだったサクラカラーもコニカですよね。
ミノルタといえば宮崎美子のCMを思い出しますが、あれが1980年の「X-7」、
そして世界初の本格的35ミリ1眼レフとして一世を風靡した「α-7000」。
しかしデジカメ主流の現在では、かつては存在しなかったライバルたちに
(松下、ソニー、カシオなど)、すっかり遅れをとってしまい、シェアにおいても
ペンタックスとの下位争い常連組となってしまった感がありました。
今後はソニーがαマウント採用の新機種を夏頃に発表するとのことなので、
これまでよりは注目される存在にはなりそうです。しかし、メモリースティック
では敬遠されるような気も...
サムソンと提携した我らがペンタックスも、コニミノに極めて近い状況にあり、
今後の業界の動向から目が離せないところです。