CDショップで、ふと目に留まった
LIVE AIDのDVD、なんだか妙に軽いし、
値段も1800円しかしないので不思議に思ってよく見てみたら、なんとこれは
オリジナルの4枚組から抜粋された50分あまりのプロモ版のようです。
ちょうど20年後となる7月13日に発売されたばかりで、特にアナウンスも
無かったので全然知らなかったけど、どういうわけか見つけてしまいました。
先日紹介した
RHINOのサイトでも、11分あまりの
動画サンプルが見られ
ましたが、それの拡大版のような内容で、1曲ずつフルには見られませんが
全体の流れや雰囲気は十分伝わりそうです。
てなわけで、またまた衝動買いして早速チェックしてみましたが、当然ながら
みんな若くて生き生きしています。私も、このあたりまではヒットチャートものの
洋楽をフルに聴いていましたので、お馴染みの顔ばかりですしね。
では、その内容をこっそり紹介してみましょう。
オープニングでボブ・ゲルドフがチャールズ&ダイアナと共に登場!
発起人のボブ・ゲルドフ(ブームタウンラッツ)は、偉大な一発屋として有名で、
その「哀愁のマンディ」以外の曲は、ほとんど誰も知りません。しかし、今では
そんな彼をノーベル平和賞に!なんて声も上がっています。
こちらは私も学生時代大好きだったスタイルカウンシルのポール・ウェラー、
彼は今でもイギリスでは別格の存在で、日本で例えるなら矢沢永吉のような
イギリス的(モッズ的)なカッコよさのカリスマです。
ひときわ、その凛とした美しさで魅了させたのは、シャーデー。
ダイアーストレイツ・フィーチャリング・スティングです。Gショックのデビュー
は1983年なので、日本では安物扱いで相手にされていなかった頃ですが、
スティングは、こんなステージ上でも着用してたんですねぇ。
今回、一番インパクトのあったのが、U2ボノさんの詰襟学生服!? 頭デカッ!
ラップ界初のメジャーアーティストRUN DMCも登場してますが、ロック系
ばかりの中ではちょっと浮いちゃってる気もします。やっぱアディダスですね。
トム・ペティの宇宙柄のジャケットにも驚き!(@_@;)
私の一番好きな「ホリディ」を披露してくれた、やたら健康的なマドンナ。
ハードゲイで~す!フォ~!じゃなかったクイーンのフレディ・マーキュリー
です。彼って足が長くてスタイルも抜群にいいっすね。クイーンは、おそらく
一番多くのパフォーマンスを見せてくれたメインアクト的な存在です。
クラプトンの「レイラ」のバックでドラムを叩くのはフィル・コリンズ、まだ髪が
結構長かった最後の頃かな?
ポール・マッカートニーがソロで「レット・イット・ビー」を演奏中、飛び入りの
コーラス隊が登場。デビッド・ボウイって、及川光博あたりのルーツっぽい
感じですよね。ちょっと研ナオコも入ってたりして。^^;
最後は全員で「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」を披露して終了。
アメリカで10ドルで売られているのを知ってしまうと、日本の1800円でも
高く感じてしまうけど、内容的には十分価値ありますよ。