展示物としては、前回紹介した「月の石」がハイライトでしたが、大阪万博の
象徴として、誰もが認める存在感を示したのは「
太陽の塔」でしょうね。
万博終了とともに、ほとんどのパビリオンが解体され(一部は地方に引き取られ)
ましたが、コレだけは今もあの場所に残っています。
現在は見ることの出来ない内部展示を、先日のテレビ番組で見ることが
出来ましたが、そこには今も「生命の樹」という巨大なオブジェが存在して
います。
表から見える顔は3つですが、さらに内部にも、もうひとつあって全部で4つ。
てっぺんの顔にはあるのは避雷針。開催期間中は毎日、目からサーチライト
で強烈なビームを発射していましたが、謎の男が目の中に篭城してしまうと
いう珍事があって、さすがにそのときだけは点けられなかったとか。
川崎市岡本太郎美術館には38万円の桐箱入りレプリカなんてのも
ありました。一方こちらは300円もしないオマケですが、表面のマットで
微妙に凹凸のある仕上げなど、見事なまでの質感がありますね。