(2.気分は上々 からの続き)
S16では130psも出たことがないのに、いきなり初全開で140psと
予想以上の結果に期待は膨らみます。LSDが無いこと以外は、
どこも悪くなった要素は無いはずなのですが、あいにく106カップ初戦は
非常にテクニカルな伊那(全日本のカートレースなども使われるコース)
なので、これはかなりのマイナス要素になります。おまけに走行経験も
無いので、レース1週間前に練習に出掛けました。
開始早々、同じクルマなんだから特に変わらないだろうと、いつもと同じ感じで
2速全開からブレーキ踏んだら、あれれー!と、いきなりハーフスピン(@_@)
なんじゃこりゃあ!って感じでした。これは空気圧が左右で極端に違うんじゃ
ないかと点検してみましたが、それほどでも無い様子。S16のときもABSを
効かせて走ったりは、してないので、このABS無しブレーキは明らかに
ヘンです。街乗りでは、極端にオーバーサーボ気味になっていても
それほど困りませんが、サーキットで前荷重が掛けられないのは致命的
です。これでは、まともなコーナリングが出来ません。
おまけに、ほとんど使う2速でギア抜け連発!これもS16のときには
一度として無かったことです。
まさに手かせ足かせ状態...(-_-;)
同じ様でいて、細かいところは刻々と変わっていくのが欧州車。
ちょうど私のrallyeは1999年末のマイチェン直後のモデルだったのですね。
確かにブレーキ周りは変更になっていたし、ギアもおそらく小変更されて
いたようなんです。
実は全然同じじゃ無かったわけです。
そして翌週のレースは案の定さんざんで、初の屈辱を味わいました。
さらに周りからも、クルマが新しくなって守りに入ったとか、言われて
ただただガックリです。
to be continued.....
この時の唯一手元にあった写真、色褪せてますね。
後ろは立風書房のH氏です。