ペンタックスを使っている喜びが味わえるのが、このパンケーキレンズ
という方も多い、人気の極薄サイズのM40mm2.8です。
その人気のために一時は高騰した時期もあったそうですが本来は30年前
17000円で売られていたものなので、3万を越えるものすらある、今の
中古相場でも高過ぎなのは否めません。私の場合、定価に近い値段で
美品を手に入れられたので、かなりラッキーだったようです。
1976年デビューのMシリーズレンズの手持ちの3本を並べてみました。
一番背の高いのがM35mm2.8、次がM50mm1.7、比較的コンパクト
なこれらと比べても一際小さいのが分かるかと思います。
このサイズゆえ3段リング状態となっていますが、ピントリングの感触も
結構しっとりしたイイ感じで通常使用にも不都合はありません。
サイズ的には全長18mm&110gと現行のデジタル専用パンケーキには
わずかに負けますが(15mm&90g)、私は味わい深い描写のこっちで
十分満足しています。ありがたいことに普通にカバンにも入るので、もはや
コンパクトカメラの出る幕が無くなってしまいました。