これは、70年代のチャンピオン・リバースウィーブに付く単色タグ(通称青単)
です。ネット通販で程度の良さそうなスウェットパンツがあったので、オーダー
してみました。
ストラップもオリジナルのものが残っており、ダメージも一切ない極上ものの
ようですが、履いてみてビックリ!Mなのに異常に細身なのです。
膝から上は、もはやタイツ状態...そうです、
ラッシャー木村です。(・_・;)
タテ方向に縮むのを防ぐためのリバースウィーブですが、ヨコ方向には
縮み切っていたようで...おまけに古いものほど、もともとのシルエットが
細い傾向にあることも、より細さ具合に拍車を掛けていたようで。
さすがにコレでは外に出られないので、残念ながら返品することにして、
同じ値段の80年代のリバースのパーカと交換してもらうことになりました。
こちらが80年代のリバースウィーブに付く、いわゆるトリコロールタグ。
私も以前普通に新品で買って長く愛用していた、この年代のスウェットを
ヤフオクで結構な値段で買ってもらったことがあります。
リバースウィーブとは1938年に製法特許を取得したチャンピオンプロダクツ
の看板アイテムで、古くから米軍、カレッジ&プロスポーツなど各分野で
採用されてきたスウェットシャツの定番です。
ボディ部分の生地を横使いにしてあり、両脇部分は縦編みリブで伸縮性を
確保するスタイルは、リーバイス501のようなshrink to fit(洗い込んで
縮ませてフィットさせる)で、着るほどに馴染んでいくのが特色です。
でもパンツの場合は生地が横使いのみなので、縦編みリブで縮みを逃がす
ことができないのが致命的です。縮み切った状態で合うものをじっくり探す
しかなさそうです。
私も常時、あちこちの古着屋をチェックして程度のイイのを探してますが、
大きなサイズがほとんどでMサイズ以下ってホント少ないんですよねぇ。
最近では単色タグの復刻版も出ているようですが、やはり古着ならではの
味を求める私には興味の湧かないシロモノでして。
チャンピオンの歴史は
こちらから。